外観まるごとを看板と捉えてリニューアル
何度もブログの記事でお話しさせていただいていますが、弊社では看板を単体では考えていません。
「店舗などが消費者に認知・好感などを与え、来店に影響を与える外観及び外装の全て」を看板と捉えて、デザインさせていただいています。
今回もこの定義に基づいた上で、自店のターゲットであるお客様の目線を意識した外観・看板にリニューアルさせていただいた薬局様の事例をご紹介します。
Before
After
看板の役割は遠くからの発見ツールだけではない
リニューアル前に現地調査をさせていただくのですが、看板に対してスタンド看板などを利用し「遠くの人に発見してもらおう!」ということをやたら意識してしまっている看板が多いように思います。
もちろん遠くの人に発見してもらうことも大事です。
しかし、「看板は単体ではない」という弊社の定義からすると、看板の役割は遠くからの発見ツールだけではありません。
さらに今回ご紹介する薬局様の場合、主なお客様は遠くの方から歩いてくる人ではなく、すぐ近くにある病院から出てくる患者様です。その患者様がいろいろある薬局屋さんの中で自店を選んでもらうための看板にする必要があります。
目的別リニューアルのデザインポイント
「自店のターゲット(近くの病院から出てくる患者様)の集客」がこの薬局様の一番の目的であると考え、遠くからの発見目的を果たしているスタンド看板はそのまま残すことにして、それ以外の外観全体に着手することにしました。
外観全体にまとまりが出て、存在感と清潔感ある印象になったと思いませんか?
ただ見つけてもらうために!選んでもらうために!色を多用した派手な看板よりも、テーマカラーを絞ってデザインする方がぐっと存在感ある外観に仕上がります。
矢印マークをかたどった看板も目につきやすく、病院から出てくる患者様を集める目的を果たせそうです。
さらに、お気づきになりましたか?
今回の事例ではお店の前にある自動販売機まで持ち主様の許可をいただいた上で、テーマカラーのオレンジに合わせ、店舗の一部としてデザインさせていただきました。
このように、お店の周りにあるすべてのものを看板と捉えてデザインするのが北堀江看板の持ち味です。
整骨院やクリニックしかやっていないのかな?というわけではありません!
店舗の外観・看板デザインリニューアルもぜひご相談ください。
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