私たちは10年で500店舗の看板・外観に携わり選ばれる店舗を
どのように作れば良いかの研究を行ってきました。
その中でもコンビニはシンプルですがポイントをしっかりおさえた
外観看板のモデルケースです。
この要素をコンビニよりも多い歯科医院でどのように活かせるのかについて
解説したいと思います。
歯科とコンビニの共通点について
歯科医院の数はコンビニよりも多い時代ですが、
消費者の実感値としては歯科医院だらけとは思っていませんのでチャンスです。
もしコンビニのように全ての歯科医院が誰の目にもはっきり
分かるようになってしまうと難しくなりますが、
今現在はそうなっていません。
コンビニは通りすがり来店客がほとんどなので、
外観ではっきりコンビニだと認知されない状態が続くと
あっという間に閉店する事になります。
ところが歯科医院の場合はそうではありません。
口コミや紹介、ホームページなどで事前に情報を得てから来院する為、
場所が分かりにくいというような歯科でもすぐに潰れてしまうという事には
なりません。
しかしここが歯科などのクリニックがコンビニなどに比べて外観や看板が
遅れている理由なのです。
コンビニと歯科は全く違う業種ですが人々の生活動線上にある店舗が有利という点において大きな共通点があります。
歯科医院の場合、かなり特殊な技術があり遠方から来院がある一部の歯科を除くと
消費者はしばらく通わなければならない歯科を生活動線上で探します。
出来るだけ通いやすくて良い歯医者さんに通いたいと考えます。
この消費者心理からすれば歯科の近隣の住民は全員その歯科を受診しているはずですが実際にはそうではないと思います。
理由はその歯科を知らないからです。
仮に存在は知っていても良いかどうか知らないのです。
コンビニの外観はスペーシングがしっかり出来ている
コンビニよりも歯科が多いのにそのように思えない理由は
店舗の所在を確実に消費者に伝える必要がありマニュアル化されているコンビニと
その必要性を感じていない歯科の差によるものです。
全てのコンビニは各ブランドの色を間口いっぱいに使用して
お店の存在スペースを示しています。
この方法は歯科にも利用できます。
歯科に限らず店舗は広い方が有利ですから
広い店舗ほどスペーシングをすると効果が上がります。
間口が広い歯科ならその間口は絶対に最大限活かす必要がありますが、
実際には入口の上だけに看板がついていたり、また店舗は建物外観のままで
袖に看板だけがついているという歯科が非常に多いはずです。
そうではなくて建物の間口いっぱいに歯科のテーマカラーなどを使って
スペースを指し示して下さい。それは看板でも構いません。
また目立つ色を使う必要もありません。
歯科は単純に目立てばいいという業種ではありません。
あくまで医院のスペースを明確に消費者に伝えることが目的です。
このスペーシングを行ったことで半年後には総来院数が1.5倍になった
事例もあります。
まとめ
歯科はコンビニと同じでターゲットエリアの人々に確実に来院して
もらう事が最も効率的な集客方法と言えるのではないでしょうか。
それであればまずコンビニが必ず実施している外観の考え方を取り入れて
毎日無意識でも歯科の存在が認知され必要な時に真っ先に
思いつく歯科医院になる事が成功の秘訣かと思います。
弊社が手掛けてきた歯科医院の外観事例は歯科専門ページでご紹介していますので、合わせて是非ご覧ください↓↓↓