歯科が第一印象で損するケース:入りにくさについて
これまでの記事で歯科の第一印象の重要性と人の思考パターンから入りにくさについて考察をご紹介しました。
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消費者が勝手に描いている歯科医院の基準イメージがあって、それをクリアした上で歯科の外観から“入りにくい”要素を解消する必要があります。
“いろんな患者さんに気軽に相談して欲しい歯科”であるにも関わらず一元さんお断りのようなメッセージ発信してしまっている場合が、歯科外観三種の神器を確実に店舗に設置して下さい。
こうするとこの問題は解決します。
入りにくさを回避できる歯科外観三種の神器とは?
歯科外観三種の神器とは歯科医院の外観・看板にこの3つを設置すれば間違いないアイテムの事です。
これら3つは基本的なもので目新しいものではありませんが、意外と内容を理解してしっかり設置されている歯科医院は少ないのが現実です。
歯科外観三種の神器:その1 顔となる看板
三種類の中で最も難しいのがこの顔となる看板です。
これは文字通り歯科医院の顔となる部分を歯科外観のどこかに作るという事です。
表示内容は○○歯科クリニックなどの屋号になります。
歯科医院の顔になるところを見つけ出して、その部分に適切な大きさと手法とフォントなどのデザインで的確な顔を作ればまず消費者に認知されない、誤解されるという事は回避できます。
ポイントはどこが顔なのかを的確に判断する事です。
この歯科の顔となる部分は店舗の立地や形状によって全て異なりますのでどこかのものを見てマネしても実はそこは顔ではないという事もしばしばありますのでご注意下さい。
歯科外観三種の神器:その2 診療案内板
診療案内板については以前に別のブログでご紹介しましたが、診療情報は歯科を含めたクリニックの特徴的なアイテムです。
医療業種以外に診療案内板を出しているところはありませんのでこれがある事で消費者は歯科だと認識します。
またこの診療案内板が内照式になっていて電気がついている、また投光器などで照明が当たっていると現在診察中です!というメッセージを発しているような効果がありますので、一元さんでもお気軽にどうぞ!というメッセージになるのです。
この診療案内板製作のポイントは設置場所と大きさです。
設置場所は入口付近が良いでしょう。
また大きさはやたらと大きくしているものを見かけますが、建物や全体の雰囲気の中で適切なサイズ感で設置して下さい。
歯科外観三種の神器:その3 入口にシートデザイン
最後の歯科外観アイテムは入口の工夫です。
まずほとんどの歯科医院の入口扉はガラス面ですので、今回はガラス扉だという条件でお話します。
このガラス部分に○○歯科クリニックなどの屋号をカッティングシートなどで貼って下さい。
それだけで大丈夫です。
何故たったこれだけの事が歯科外観三種の神器なのか?と疑問に思われると思いますのでその必要性について解説したいと思います。
歯科に限らず店舗には必ず入口があります。
当たり前の事ですがこの入口がパッと見て分かりにくいのはあるはずのものが見当たらないという現象ですからこれは想像以上に消費者に影響を与えることになります。
入口が一瞬どこか分からない歯科というのは結構存在します。
例えば2F店舗などは分かりやすい例です。
当然のことながら2F以上の店舗は入口が見えません。
自分から踏み入れないと見えてこない店舗というのは心理的に不安なのです。
入口が判らない2F以上の店舗が路面店に比べて圧倒的に不利な理由は単に発見性だけの問題ではないのです。
ですから分かりやすく入口を指し示すのに先ほどの方法が最も簡単で確実な方法なのです。
但し書体や色などはしっかり考えて下さい。
例えば白バックに赤字で○○歯科クリニックなどと表示している扉の場合、入口がどこかを指し示すという目的は果たしていますが、まるでこの先行き止まり!というようなメッセージを発しているようなものですからバランス良くデザインを考えて下さい。
歯科外観三種の神器は全てが揃ってこそ価値がある
このようにそれぞれに意味があってこの歯科外観三種の神器は歯科にとって必要なアイテムとなりますのでそれぞれの意味を理解した上で歯科医院全体の外観・看板の設計を行うことをお勧めします。
最後にこの3つをどうバランス良く使うかという点が最も重要ですのでここのところは間違えないようにして下さい。
歯科医院全体を見て顔になるところがあり、そのバランスに適した診療案内板があり、入口のデザインがある訳です。
それぞれがバラバラではなく一体になっている事で好感出来る歯科医院イメージに浮かび上がり、選ばれるということになるのです。
外観をセルフチェックした後、三種の神器が備わっていないかも!?と不安に感じられる場合は一度北堀江看板にご相談ください。担当ディレクターがお話しをお伺いさせていただきます。
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