賃貸マンションやアパートの入居率を決めているものって何でしょうか?
さまざまな不動産会社や賃貸管理会社によって、いろいろな論が提唱されています。また、ホームズやSUUMOなどのサイトでもさまざまな論理があります。
そんな中で、私たちは外観の重要性に着目して、特に1階エントランスを中心とした外観に最低限の手を入れることで、入居率アップを実現するお手伝いをしています。
それを第一印象リフォームと名付けて、空室対策の有効な手段として定義しています。この記事では、たくさんの事例を交えて解説していきます。
店舗の外観・看板ノウハウをマンションの空室対策に応用
弊社は店舗の外観・外壁・看板などを10年間研究してきました。
2000件を越える実績を通じて得たこのノウハウを活かして、店舗への集客、誘導や入りにくさ解消など様々な問題を解決しています。
そしてこのノウハウはさまざま業界にも応用可能です。
中でも今後ますます問題が深刻化する、賃貸マンションやアパートのの空室対策に大きな成果が期待出来ます。
第一印象が重要な理由
人は見た目、第一印象が重要だという事は誰もがよく知っている事実です。
米テキサス大学のハマー・メッシュ教授が7500人のビジネスパーソンの写真を見せ、印象の調査を行ったところ、好印象を持たれた人は実際の年収も高いという結果が出た事はご存知の方も多いと思います。
実際に印象の良かった上位半数と下位半数では生涯年収に4000万円の差があったそうです。
ところがマンションの第一印象についてはどうでしょうか?
あなたのマンション、どういう印象を与えますか?
「皆様のマンションの第一印象はどうですか?」と質問させていただくと、ほとんどの方が「考えた事もなかった」とおっしゃいます。
弊社は看板ノウハウを応用し、マンションの1F部分の外観に注目した第一印象リフォームを数多く手掛けております。
人と同じようにマンションにも第一印象があり、その第一印象を良くすることで空室対策に繋がります。立地が良い、間取りが良い、家賃が安いだけでは入居者がなかなか決まらない時代になってきています。
弊社はこれまで数々のマンションを第一印象リフォームで満室にしてきました。例えば、以下のような感じです。
Before・メゾンドールD
After・メゾンドールD
デザインの力でマンションの空室が埋まる
このように第一印象リノベーションはマンション全体というよりは、主に1F部分にフォーカスし部分的にリノベーションすることで全体の印象を大きく変えることができます。
部屋の中は自分で何とでも出来ますが、マンション・アパートの外観はどうにもなりません。
当プロジェクトは賃貸マンション・賃貸アパートの共用部分である玄関・エントランス部分にテコ入れします。マンション・アパート全体の印象となりうる1F部分に絞ったこのリノベーション手法はローコストで費用対効果の高い空室対策です。
1階の見た目に絞ることが費用対効果を最大化させる
1Fの玄関・エントランス部分が変わればマンション全体のイメージはガラッと変わります。実際に1Fを変えただけで数々のマンション・アパートが満室になる事例は多数あります。
このような視点からご自身が所有されているマンションを改めて見てみてください。
はじめてマンション、アパートを見た時、どんな印象を与えるでしょうか。お客さんお目線からチェックしてみてください。
その目線から見える範囲、主に1階の雰囲気を整えたらどうなるでしょうか?
第一印象で生涯家賃が変わる
さらに賃料についても、第一印象で生涯年収が変わるという事を証明してきました。
賃貸マンションが選ばれる基準を独自の視点で研究し、入居者はマンションの第一印象に大きな影響を受けている事を立証しました。
空室対策に頭を悩ますオーナー様は年々増加し、特に築20年を超える収益物件となると空室率が50%以上というマンションも少なくありません。
- 「新築の頃は良かったけど老朽化が目立ちすっかり人気がなくなった」
- 「大規模修繕で現状維持するのがやっとでリノベーションは手が出ない」
このようなオーナー様が多い中で私たちは第一印象にフォーカスした「第一印象リフォーム」という新しい視点でのローコストリフォームを考案しました。
Before・メゾンドールD(エントランス)
After・メゾンドールD(エントランス)
ローコストリノベーション
第一印象リフォームは主に、入居者の目線から入ってくる範囲の外観を重視したリノベーションです。
お部屋までの動線を分析し、悪影響を与える可能性のある部分を特定します。
ポイントとなる部分を徹底的に絞り込みその部分にはしっかりこだわる。これは立証済のノウハウです。
賃貸マンションも第一印象で生涯年収が変わります。
そもそも第一印象リフォームとは
弊社では看板ノウハウを応用して賃貸アパート、賃貸マンションが選ばれる基準を独自で研究してきました。
立地や間取りが良く家賃が適正なら入居が決まる時代から、感覚的に惹かれる物件が選ばれる時代へ移行しています。
そこで弊社が考える第一印象リノベーションは従来の賃貸アパート、賃貸マンションが選ばれる基準とは逆の発想でアパートやマンションの外観に注目した空室対策です。
アパートやマンションは感覚的に選ばれる時代
特に女性の場合外観を重視されることが多いです。
内見に行った際、部屋の内装は気に入ってもそのアパートやマンションの外観・エントランスが古びていたり汚いと感じてしまうと入居するか迷うところだと思います。
最近は部屋のリノベーションをしている物件が増えていますが、いくら中が綺麗でも外観・エントランスの印象が悪いと入居率に関わってきます。
入居者からのイメージを改善することで、入居者を獲得するという試みは弊社のオリジナルな施策で、他社では絶対にマネのできないものとなっています。
現入居者への満足度アップにも寄与
単に新たな入居者の募集という観点だけでなく、現在入居している方々がこのマンションで住み続けたい!と思ってもらえるかどうかにおいて、この共有部分のデザインイメージは非常に重要だと考えています。
自分の住んでいるアパートやマンションが人からどう思われるかは、多くの方にとって重要な課題です。
これまでは気にならなかった方も、実際にイメージが変わると住まいへの満足度がアップして、長期入居して頂くことにもつながります。
クリエイティブ頭脳をフル回転させたローコストリノベーション
では、どこを変えると最も効果的で効率的にイメージが変わるか?
このクリエイティブなアイデアが私たちのリノベーションの肝です。
現地に立ってマンションやアパートの外観を眺め、このマンションに内見の来た人や住んでいる人になりきってみて生活動線を観察します。
そこから見えてくる現在のマンションのポイントを特定します。
第一印象リフォームの事例
ここからは、実際に第一印象リフォームで成果を出して頂いた、さまざまな事例を紹介していきます。
具体的にどんなマンションが、どこをどう変えて、どんな変化を遂げたかご覧下さい。
マンションは入口が変わるだけで…
こちらの事例のマンションは、入口周りを中心にリフォームさせていただきました。
Before・La Vita Gofuku(外観)
After・La Vita Gofuku(外観)
入口を変えるだけで、マンションの印象が大分変わると思いませんか?
リフォーム後のマンションの方が早く家に帰りたくなる、友人を呼びたくなるそんなマンションになったと思います。
もともとの素材を考慮したデザイン
マンションを部分的に絞ってリフォームする場合はマンションにもともとある素材やデザインを考慮しなければいけません。
扉のデザインに合わせて名板や壁面の色遣いを考えました。
また門灯も扉に合うデザインのものを選び、昭和なマンションの印象がレトロでオシャレなマンションになりました。
ポスト周りも塗装して照明をあてることで、扉を開けたときの印象が明るく上品になります。
Before・La Vita Gofuku(ポスト周り)
After・La Vita Gofuku(ポスト周り)
部屋のプレートがちょっとおしゃれになることも住んでいる人にとっては嬉しいポイントではないでしょうか。
Before・La Vita Gofuku(各部屋の玄関周り)
After・La Vita Gofuku(各部屋の玄関周り)
築年数が経ったアパートやマンションもデザインで良いものに出来る
一般的に経年劣化したマンションを出来れば新しいものに立て替えたいと思っていらっしゃる方が多いと思いますが、私たちはその時代時代に建てられた建物の持つ価値を尊重しています。
全てが画一的な賃貸マンションばかりだと、住む人の選択肢がなくなってしまいます。
住む人のニーズも多様化している中で、賃貸マンションも色んな個性が必要になってきているのではないでしょうか。
築年数の古い物件の第一印象リフォーム事例
当時に建てられた建物をどのように現在の感性と融合し、現代人が良いもの!と思えるようにするのか?デザインの力は無限大です。そんな事例を紹介します。
Before・PURE HOUSE MIYAMA
After・PURE HOUSE MIYAMA
Studio Onzeの事例
次に、こちらのマンション、ビフォーとアフターの写真を見てどのような印象を持たれるでしょうか?
Before・Studio Onze
After・Studio Onze
こちらの写真2つをご覧いただきどのように感じられたでしょうか?
現代は論理的な価値よりも感覚的な価値に飢えた時代です。情報が多く溢れているからこそ無意識による自分の感性に頼らざるを得ないのです。
そこでこの無意識に訴えかけるという点において優れた成果をあげるデザインに注目して欲しいのです。デザインは言葉と違い人の無意識に働きかけることが可能です。
デザインの力を利用して賃貸マンションの第一印象は大きく変えることが出来ます。
SHARM HORITAの事例
次に、こちらのマンション、ビフォーとアフターの写真を見てどのような印象を持たれるでしょうか?
Before・SHARM HORITA(外観)
After・SHARM HORITA(外観)
少し間延びしたようなメリハリのない印象でしたが外壁の塗装とマンションの入り口をはっきり分かりやすく作ったことで明るくオシャレに変身しました。
築年数が古くなってくると外壁のタイルも雨だれなどで汚れてきます。
人の目線の高さになる1F部分の壁面をキレイに塗装することで外観全体の印象が随分と変わってきます。
マンションの外壁全てを塗装するとなるとコストがすごくかかってきますが第一印象リノベーションは1F部分に絞ったリノベーションですのでコストも抑えることができます。
Before・SHARM HORITA(エントランス)
After・SHARM HORITA(エントランス)
入口上部のマンション名は印象になる部分なので英語表記にすることでオシャレになります。
正式名称も入口横壁面にしっかり表記しています。
Before・SHARM HORITA(ポスト周り)
After・SHARM HORITA(ポスト周り)
エントランスもリノベーション前は暗い印象だったのが明るくオシャレに変わりました。
住居案内板を作ることでホテルの様にかっこいいエントランスになりました。
参考:動画で第一印象リフォームの効果について解説しています。
第2藤マンションの事例
次に、こちらのマンション、ビフォーとアフターの写真を見てどのような印象を持たれるでしょうか?
Before・第2藤マンション
After・第2藤マンション
こちらの写真2つをご覧いただきどのように感じられたでしょうか?
第一印象リノベーションをする前は全体的に暗くどんよりとした印象でした。
壁面を明るい色に塗装したり木目調のシートを貼るなど部分的にリノベーションすることで印象が大きく変わったかと思います。
Lune Placeの事例
それでは次の具体的な事例をご紹介致します。
Before・Lune Place
大きなマンションですが全体的にメリハリがなく、どんよりと暗い印象に感じます。階段の壁面なども劣化が気になります。
After・Lune Place
ハイムカノウ・ラバーゼ東綾瀬の事例
次は、こちらのマンション、ビフォーとアフターの写真を見てどのような印象を持たれるでしょうか?
Before・ラバーゼ東綾瀬
After [昼]・ラバーゼ東綾瀬
After [夜]・ラバーゼ東綾瀬
少し古い印象の外観でしたが入口・エントランスをリノベーションしたことでオシャレな印象に生まれ変わりました。
照明でライティングしたことにより夜でも明るい外観になったので帰りの遅い女性の方でも安心して帰宅できますね。
デザインの力でマンションの空室を埋める
現代は論理的な価値よりも感覚的な価値に飢えた時代です。
情報が多く溢れているからこそ無意識による自分の感性に頼らざるを得ないのです。そこでこの無意識に訴えかけるという点において優れた成果をあげるデザインに注文して欲しいのです。
デザインは言葉と違い人の無意識に働きかけることが可能です。デザインの力を利用して賃貸マンションの第一印象は大きく変えることが出来ます。
他にも弊社HPで多数事例をご紹介しておりますので是非ご覧下さい↓↓↓