新患数が減ってきたな、増患対策したいな、とお考えのクリニックさもがいらっしゃるかと思います。
新患数を増やす方法として、弊社では外観をリニューアルすることで集客・増患効果が見込めると考えております。
新患を増やすには、店舗の存在を知ってもらわなければなりませんので、建物の外観はとても重要になってきます。
ここでは、クリニックとしてふさわしいおしゃれな外観にして新規集患を増やす看板リニューアルのコツについて、詳しくお伝えして参ります。
外観全てがクリニックの第一印象になる
「クリニックの第一印象」について考えた事はありますでしょうか。
私たちはクリニックが抱える“看板”というカテゴリーの問題において、多くの場合“人々が抱く印象”に原因があると考えています。
そのため、解決方法として従来の“看板”という単品にとらわれず看板・外装・外壁など大きな目で“外観”にフォーカスしていきます。
実際に私たちの事例をご紹介します。ビフォーとアフターの写真を見て皆様はどのような印象を持たれるでしょうか?
井上病院さま・Before
井上病院さま・After
しゅん歯科クリニックさま・Before
しゅん歯科クリニックさま・After
見込み客の信頼を得る外観を作るには?
一言に看板と言ってもさまざまなものがあります。「クリニックがあることは知っているが利用していない」というユーザーがいた場合これは何が原因となるでしょうか?
信頼できる方の口コミがあればそのようなことは起こりません。しかし、口コミのような信頼できる情報源がなければ、消費者は何を元に受診するクリニックを判断するでしょうか?
クリニックは飲食店のように衝動的に来店するような業種ではありません。したがって、消費者に「このクリニックは信頼できそうだな」と予め思ってもらう為にさまざまな情報提供が必要です。
その情報提供に“デザイン”という考え方を是非取り入れていただきたいと思います。
クリニックは外観デザインで安心感を与えることが重要
看板や外装・外壁は数少ないクリニックのPR手段の一つであり、うまく利用するか・しないかで大きく成果に明暗が分かれてしまいます。
消費者にとって医療機関は絶対失敗したくないところであり、受診先を慎重に選ぶ業種の一つです。
結局のところ、受診した医療機関の良し悪しは、実際に診療を受けるまで分かりません。その中で、消費者は少しでも安心だと思えるところを最終的には選ぶのです。
無意識の領域に働きかけるしかない
何故看板を含めた外観が重要かと言えば、このような「安心だと思える」というような基準は非常に曖昧であるからです。
本人ですら明確な理由をもっていないケースが多く、無意識の領域に影響を与えるデザインなどの感性的なものが大きな要因となっていると考えられます。
外観デザインには予想以上の影響力があります。是非このような観点から医院看板や外観を観察してみて下さい。
好感を作ることが看板集客のコツ
北堀江看板では下請け中心の看板業界に於いて創業以来100%クリニック様からの直接受注にこだわってきました。
遠くからの視認性だけを追求する従来の発見だけを目的とした看板デザイン理論は費用対効果の低い古い考え方です。
私たちは近くを通る無意識の通行人に「好感」を与える事が、最大効果を生むことを立証してきました。
森内科さま・Before
森内科さま・After
外観リフォームは院内リフォームと全く勝手が違います
業歴のある医院が外観や看板をリニューアルする場合、外観ごと綺麗にしたいと考えられる医院様が多いかと思います。しかし院内リフォームと違って外観には特殊な問題があります。
一般の住宅であれば外観をリフォームするには、工務店や設計事務所にお願いすれば何の問題もなく進みます。
しかし医院やお店などが“外観リフォーム”する場合、建物の外観リフォームに加えて“外装リフォーム”“看板リフォーム”までを外観と呼びます。
外装や看板は実は工務店の専門領域ではありません。
もちろんそのような領域でも受託できる工務店は存在しますが、主業が建築・内装であれば高い確率で看板は専門外、100%外注です。ノウハウはそれほどないと考えて差支えはないと思います。
店舗の外観リフォームにはどんな項目あるのか?
ざっくりですが、外観リフォームは、以下のように分解することができます。
- 外観→建物の壁面塗装、外壁工事(サイディングなど)
- 外装→ファサード部分、屋根、ダウンライトなど
- 看板→看板面交換、投光器など
このようにユーザー目線からすると同じ“外観リフォーム”なのですが、工事内容は細分化されています。
特に「外観工事」と「看板工事」をどちらも自分で出来るという会社や職人さんはなかなかいないと思います。
看板職人は「製作する分野」「自分が出来る設置工事の分野」が、実は結構細かく分かれているので、同じ現場に入っていても全く違う領域というような事がざらにあります。
要するにどこに最初に相談するかで仕上がりが変わる
前述の通りお客様は“外観リフォーム”という一つの商品をご購入されるのですが、“外観リフォーム”という商品パッケージの中にはいろいろなものが含まれています。
誰がそのパッケージを詰め合わせているのか?が最大のポイントです。詰め合わせする人の得意分野によって仕上がりは全く違うものになります。
【事例】患者様が入りやすいという観点
弊社の外観パッケージをご購入いただいたお客様の事例をご紹介します。
弊社では自社で専門職人を抱えず、デザインをヘッドにして全ての分野の職人さんをチョイスしています。
弊社の外観リフォームは目的達成にのみ焦点を絞り、工事内容は自社の得意分野ではなく目的達成に最適かどうかという観点で選択します。
最終的に仕上がりイメージをご覧下さい。
患者さんの目線から見た場合、それぞれのパーツ工事が何なのか?というよりも、全体として医院の印象がどうなのかという点が重要です。
こちらは患者様が入りやすいイメージという目的が達成されている事例です。是非ご参考下さい。
細見医院さま・Before
細見医院さま・After
看板の役割は情報を的確に伝えること
看板の一番の役割は見るものに対し、何らかの情報を伝えることです。広告、宣伝、目印など様々な目的に合わせて情報を伝えるツールとして使われます。
しかし、結局一番伝えたいことは何なのかわからなくなってしまっている看板を見かけることが多くあります。
ここから以下では、伝えたい情報を確実に伝える為にはどうしたらいいのかいくつかポイントを挙げてご紹介します。
1.伝えたい情報を絞り込む
印刷物などと違って、看板は離れた場所から距離を取って見るものです。
細かい文字などは使用出来ません。その為、たくさんある伝えたいことの中から最も重要な情報だけに絞りこむことが必要です。
そうすることで、限られたスペースの中で、伝えたい情報がしっかりと伝わる看板を作ることができます。
三愛クリニックさま・Before
三愛クリニックさま・After
離れた場所からでもクリニック名や診療科目がはっきり伝わるようになりました。
2.目的を定める
クリニックの場合、野立看板や駅広告などは広告規制が厳しかったのですが今は規制も緩和され、写真や、イラストを使った色々なデザインを見るようになりました。
このように自由度が増すと、今度はあれこれ取り入れ一体何を伝えたい看板なのかわからなくなってきます。
看板の役割は「○○クリニック」を知ってもらうことです。
それなのに目立つ為にイラストや写真のみを大きく入れたり色を多用したりと、結局医院名が頭に入らないというような看板もあります。
色々迷って悩んだ時はもう一度何を知ってもらいたい為の看板なのか、目的に立ち返ることが大切です。
シンプルなデザインですがクリニック名が頭に入りやすいかと思います。また、グリーンと白を使ったことで見るものに安心感や癒しを与えます。
3.それぞれの看板に役割をもたせる
医院の周辺にある看板の場合は、袖看板や診療案内板など何を伝えるものなのかを考えます。各看板に全て同じ内容を入れるのではなく、それぞれに役割をもたせることが重要です。
こちらのクリニック様のケースでは事前に各看板の役割をミーティングした上で、デザインを考えたので、しっかり目的を果たす事が出来たとお喜びいただけた事例です。
自立サインには診療科目のみを大きく表示し、診療案内板にはイラストを取り入れ、来院される方へ1階、2階へのそれぞれの誘導がスムーズになるようにデザインしました。
このようにポイントをおさえてデザインすることで、伝えたい情報を確実に伝えることができる看板になります。
4.視認性を重視しない
看板をリニューアルする際に“何色が目立つのか?”と考える方が多いと思います。
弊社では視認性をあげるために、あえて目立つカラーをご提案することはありません。
なぜならば外観看板における「色」という概念は、それぞれの個性を表現するためのものであり、そこに医院やお店があるといったことをただ発見してもらうためのものではないからです。
本田整形外科内科さま・Before
本田整形外科内科さま・After
コンセプトを元に使用する色を決める
例えば、業種によってイメージする色があると思います。
クリニックならブルー系、蕎麦屋さんなら緑色など。少し離れた場所から文字情報を伝えるのは非常に困難ですので、見るものは色でイメージすることとなります。
ですから例えば、クリニックや蕎麦屋さんが目立つからといって赤色を使用したデザインの看板を設置した場合、離れた場所から店舗があることは分かったとしても、クリニックや蕎麦屋さんだとは認識されない可能性が高いことになります。
個性の時代とはいえ、奇をてらったようなデザインの看板はあまりオススメしません。 使用する色はクリニックやお店のコンセプトを元に決めるのが重要です。
全体のバランスを見て色を取り入れる
今回の事例の医院様であれば、医院をイメージしやすいブルーを使用したデザインにしています。
目立つ為には何色を使用したらいいのかではなく、どの部分をブルーにしたら存在感のある仕上がりになるのかを重要視し、デザインしました。
このように、建物全体のバランスを見て必要な部分にテーマカラーを使うことが、色そのものを決めることよりも大切なポイントとなります。
クリニックの外観・看板リニューアルの難しさ
業歴のある医院のリニューアルは非常にデリケートな部分があります。これは、クリニックの外観や看板をリニューアルする難しさになっています。
なぜなら、これまで培ってこられた歴史があるので、あまりにも別のデザインに変えてしまうのはよくないからです。
要するに、これまでの歴史とこれからの新しさを融合したデザインが必要となってくるのです。
みやじま医院さま・Before
みやじま医院さま・After
今までのものを残しつつ新しくリニューアルするコツ
“これまでの歴史を残して”という発想は、「消費者の頭の中に何となくこれまでの印象を残す」というイメージです。
消費者の頭の中に残っているのは建物外観のイメージです。
特に医院の場合はこれまで院名表示程度しか看板が許されていません。看板が印象に影響を与えているケースは少ないと思いますので、建物イメージ=医院のイメージだと考えて問題ないでしょう。
これまでの印象を残しながら新しいものを作り出すコツは、今の外観イメージに合ったサインデザインを適切な位置に設置する事です。
外観イメージにあった看板デザインは何をどこに?がキモ
外観イメージに合わせた看板デザインとは、外観イメージと同じテイストのグラフィックデザインを施すというものではありません。
外観イメージと同テイストのデザイン看板を設置する事は簡単です。
しかし、そもそも建築物に看板をつけるという発想そのものは建築デザインの観点から決して望ましいものではありません。
建築デザインは、本来看板がない状態で成り立っているのです。
同テイストのものであっても看板を建物に設置すると全体のデザインが壊れやすいという事をしっかり理解する必要があるでしょう。
看板デザインとは板面のグラフィックデザインではなく、建築デザインの観点から最も違和感なくサインを溶け込ませる設計(デザイン)のことです。
みやじま医院さま・Before
みやじま医院さま・After
クリニックの看板パーツデザインのポイント
先述の通りクリニックのリニューアルでは、建物にどのような看板を設置するかが最も難しいデザインです。
そこが適切であれば7割は成功といえますが、パーツデザインで失敗してはいけないので、パーツのポイントを述べます。
クリニックのように文字情報での規制が多い業界の場合、言葉ではなくデザインでメッセージを発信していく必要があります。
言葉ではなくデザインでメッセージを発信する
言葉を使わずにメッセージを伝える技術は、Webサイトが広告の主流になっている現代においてはあまり重要視されなくなっている気がします。(ホームページなどにはスペースの制限がない為、いくらでも文字情報を出せ、言葉をデザインで表現していく必要性が少ない為)。
しかし、これだけ情報が多い現代だからこそ、感性に訴える文字を使わないデザインの力が必要ではないでしょうか。
感性に訴えかけるとは具体的には「このクリニックはとてもアットホームな医院ですよ」という事を文字情報としては一切出さないということです。
消費者にそのように思わせるよう意図的に設計(デザイン)された書体や色、イラストなどを使って表現することです。
みやじま医院さま・Before
みやじま医院さま・After
こちらの事例を見てどのような印象を持たれましたか?いくつかイメージが浮かんだと思います。皆さまがイメージされたように私たちは意図的に設計しているのです。
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