私たちはこれまでに2000件を超える現場調査と500件を超える店舗外観プロデュース実績から外観がユーザーに与える影響について10年以上研究してきました。
そして外観が集患に大きな影響を与える事を多くの実績をもって証明しました。
事実として弊社で外観をテコ入れした場合、93.1%の確率で集客はアップしています。
逆に言えば近所に出来た歯科の新しい外観によって大きな影響を受けてしまうということです。
しかし近所に歯科が出来たとしても、タイミングよく効果的なアクションを起こせば、ライバル院が出来たことによる影響を最小限に抑えることが可能です。
当然のことながら貴院の患者さんは減り始めます。
ただし初めのうちはそれほど影響を受けていないと感じるため気付きにくい点が厄介です。
もし早いうちに手を打っていればその影響は最小限にとどめることが出来ます。
新しい歯科が出来た場合に注目すべきはライバル歯科の開業時期と外観力です。ライバル歯科がいつ開業したのか?外観力は高いかどうか?これによって打ち手は変わってきます。下記に想定される4つのパターンをご紹介していますので、当てはまる状況に応じて最適なテコ入れ実施していただくことをお勧めします。
新しい歯科が出来ることは判明しているが、まだ建物が立っていない、また看板が出ていないという状況であれば、慌てる必要はありません。ライバル院の開院時期(厳密には看板が設置されるタイミング)を把握して、その少し前のタイミングでテコ入れを行います。新しくできた歯科は新しいというだけで地域住民から注目されます。
その目新しさを消すためには貴院がそれと同様かそれ以上に目を引く工夫が必要になります。
既にライバル院は開業しているが、外観・看板がそれほど目立っていない状況であれば、慌てる必要はありません。
ただしこのようなパターンの場合、ばたばたとする開業がひと段落して落ち着いた際に、患者さんが思うように集まっていないことから、Google広告や駅広告・野立て看板などを検討し始める歯科が非常に多いです。
約1年間はライバル院がさまざまな手を打ち出すことを予想して、先手を打てば、新しくできた歯科は新しいという長所が消えていきます。色んな施策を打ち消すためには、貴院がそれと同様かそれ以上に目を引く工夫が必要になります。
既にライバル院は開業して、外観・看板が目立っている状況であれば、要注意です。一日も早く手を打つことをお勧めします。歯科の場合、開業してすぐに患者さんが新しい歯科に流れていくという事はありませんが、半年後には明らかな影響を受けることは覚悟する必要があります。
この場合はライバル院が目立っているという事実は変えられないので、貴院ができる事にフォーカスして、貴院の外観や看板をブラッシュアップしたり、より目立つ看板を新設したり、来院のきっかけとなる情報提供を強化するなどが効果的です。
特にこれらの施策を1年ほど強化すれば、新しくできた歯科は新しいという長所が消えていきますので影響を受け辛くなっていきます。
既にライバル院は開業して、外観・看板が目立っている状況で、貴院の外観が見劣りしている状況なら事態は深刻です。一日も早く手を打つことをお勧めします。歯科の場合、開業してすぐに患者さんが新しい歯科に流れていくという事はありませんが、この状態なら半年を待たずして明らかな影響を受けるのは間違いないでしょう。
ライバル院が目立っているという事実は変えられないので、貴院ができる事にフォーカスしますが、特に最優先なのは貴院の外観リニューアルです。小さな手を打っても効果はありません。
ここは後に予想される損失から逆算して投資することを強くお勧めします。外観リニューアルをすればライバル院の目新しさは消すことが出来ますので、更に来院のきっかけとなる情報提供を強化するなどを続けていけば、新しくできた歯科は新しいという長所が消えていきますので影響を受け辛くなっていきます。